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2013年8月22日木曜日

鉄分

植物は成長に窒素化合物や水以外に、鉄分などの微量要素と呼ばれる物質が必要です。
鉄分が不足すると新しい葉っぱが黄色くなるなど、正常に成長することができなくなります。
アクアポニックスシステム内にも鉄分は存在しますが、そのままではその鉄分を植物が利用することができません。

鉄は環境によってさまざまな形態で存在しますが、アクアポニックスシステムのように酸素がたくさん溶け込んでいて、さらにphが高い水中に存在する鉄は、植物にはとても利用しにくい形態をとっています。
つまり水中に鉄の塊を沈めても意味がないわけです。

なので植物が利用しやすい形態をとっている鉄を追加してやらなければなりません。
追加しました。EDTA鉄が入った微量要素ミックス、マイクロブレンド1号です。
※後述しますがアクアポニックスシステムにはこの肥料は使わないでください!!
中身
アクアポニックス用として売られているわけではないのでどのくらい追加したらいいのかよくわからず、水1tにつき40gと書かれていたのをそのまま適用しました。システム全体で8t位の水があるので、かなり入れてしまいました汗w

結果、3日後に槽の藻が死滅して水が真っ茶色になった挙句、硝酸塩、亜硝酸塩のレベルがやばいことになってしまいましたが、奇跡的に錦鯉やメダカはすべて無事でした。

さて、藻が死滅したのは単なる入れすぎが原因だとは思うのですが、やはりアクアポニックスシステムには鉄としてEDTA鉄が入っている肥料は入れない方がいいようです。

なぜかといいますと、まずEDTA鉄は毒です。そしてph6.3くらいまでの水中でしかうまく働きません。アクアポニックスシステムの水はだいたいph7.5前後ですので、植物にはあまり吸収されず、お金の無駄ということになってしまいます。

じゃあ何を使えばいいのか?
植物が使える鉄にはEDTA鉄のほかに、DTPA鉄と、EDDHA鉄というものもあります。
これらの鉄には毒性もなく、何よりEDTA鉄に比べてもっと高いphの水でも使えます。
DTPA鉄はph7.5まで、EDDHA鉄はなんとph9まで安定して使用することができるのです!

というわけで、アクアポニックスシステムに鉄を補充するときはDTPA鉄、できればEDDHA鉄が入っているものを選ぶと無駄なく鉄を補充することができます。


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